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AUDIO研究会・作品発表会 2013年~2016年
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市立図書館レコードコンサート
『昭和の歌謡曲』の準備作業 2016.10.10(体育の日)
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2016年9月19日(敬老の日)に予定していた市立図書館レコードコンサート『昭和の歌謡曲特集』ですが、台風16号の接近により10月10日に延期して実施しました。レコードコンサートの準備作業として機器調整を実施しました。
その主な内容は、
①黒田会員製作の45ドライブ50シングルモノラルアンプの試聴。
②安楽会員製作の6V6ドライブ211シングルステレオアンプの試聴 このアンプは既出のものですが、カソードパスコンの変更など各種音質向上策が講じられています。
③ヤフオクで約3万円で落札した中国製6CA7PPアンプ 雅琴YAQIN MC-10Lの試聴
を実施しました。。
午後のコンサートでは、安楽会員製作の211シングルアンプを前半に、黒田会員製作の50シングルアンプを後半に使用しました。また、プリアンプには砂崎会員製作のものを使用しました。
たくさんのお客様にご来場頂きまして、皆さん最後まで熱心に聴いておられました。
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市立図書館前の芝生 久しぶりの晴天でした。 |
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黒田会員製作の50シングルアンプ 古典管がずらりと並んでいます。 |
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50シングルアンプ 別方向から。 一般的に50は野武士みたいな豪快な音と言われていますが きめ細かな繊細な雰囲気も良くでていました。 |
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おなじく50シングルアンプ 別方向から。 |
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安楽会員製作の211シングルアンプと砂崎会員製作のマランツタイププリアンプ(背面)
更に事前試聴に使用した森昌子のLP |
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211シングルアンプ アンプ部と電源部 |
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211シングルアンプ。 コンサート開始前に照明を消して866水銀整流管および211出力管の光具合を見て頂きました。 |
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YAQINの6CA7プシュプルアンプ。 ヤフオクで約3万円で落札したものです。今回試聴してみました。たいへんコストパフォーマンスの高い製品で新品でもアマゾンで6,3450円とリーズナブルです。部品価格が高騰している昨今、同程度の物を作ろうとしても部品代だけで遙かにオーバーしてしまいます。中国製の類似製品も多数販売されていますので、このようものを購入して真空管やカップリングコンデンサの交換、更には三極管接続など高音質化を図っていくの面白いかもしれません。手っ取り早く真空管サウンドを楽しむための方法の一つでしょう。 |
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金ピカの美しいシャーシです。 |
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YAQINのアンプと50シングルアンプ。エナジー製チョークコイルを外付けしています。 |
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プレーヤーはいつもと同じです。 |
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音質チェック中 |
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たくさんのお客様においで頂きました。 |
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当日、コンサートでかけた本間千代子のLP 超レアなLPです。 写りが悪くてすみません。 |
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村下孝蔵のLP
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市立図書館レコードコンサート
『ジャズ入門 続編』の準備作業 2016.07.18(海の日)
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2016年7月18日(月曜日=海の日)の市立図書館レコードコンサート『ジャズ入門 続編』の準備作業として機器調整を実施しました。
その主な内容は、
①修理依頼品のカウンターポイントSA-3および、マイケルソン&オースチンTVA-1の調整・試聴 コンサート本番で使用しました。
②フリーソフトWaveGeneおよびWaveSpectraを使用した周波数特性の測定
③アムレックの新型DAコンバーター AL-38432DSの試聴
④エナジー製チョークコイルの挿入効果確認
⑤去川小学校で使用しているロシアンクラングフィルムスピーカーのマッチングトランス変更および、追加トゥイーターのクロス周波数変更・調整
⑥Bogen-Presto(LENCO)製アナログプレーヤーの試聴 WE製マッチングトランスの試聴
と、盛りだくさんの内容でした。
コンサートは、2月に実施した『ジャズ入門』がたいへん好評で「是非、続編をやってほしい」とのリクエストに応えて『ジャズ入門 続編』として実施しました。たくさんのお客様にご来場頂きまして、皆さん最後まで熱心に聴いておられました。
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コンサートで使用したアンプなど、全景 |
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カウンターポイントSA-3 真空管(6DJ8)を差し替えて調整中。 AMPEREX製を使用。 |
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マイケルソン&オースチンTVA-1 大容量高電圧の電解コンデンサーがパンクして20年ほど眠っていたものを今回、依頼されて修理しました。コンデンサーの総取替を実施したため、まだまだエージングが必要です。 押し出しの強い音。 |
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カウンターポイントSA-3はCDが無い時代のアンプで、PHONOに合わせてゲインの設定がしてあり、高出力・高感度です。レベルを落とすためと音の固さを取るためにプリ~メインアンプ間にエナジーのマッチングトランスを入れました。 |
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スピーカー、ホールの周波数特性の測定。フリーソフトWaveGene(測定用信号発生)およびWaveSpectra(スペクトラムアナライザー)でALTEC-A7の特性を測定しました。詳細はココ |
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周波数特性の測定に使用したアンプ エルサウンドのパッシブプリとAMCRONのD-75A |
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測定用マイク |
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パソコンとマイク、DACさえあればフリーソフトを使って簡単に周波数特性の測定ができるので便利です 。最終的な調整は自分の耳でするにしても、その前段で測定器を使って調整するのはたいへん有意義で間違いが無い方法でしょう。 (山本会員提供) 結果はココ |
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アムレックのDAコンバーター、AL-38432DS はESSのDACチップES9018K2Mを使ったDAコンバーターです。名前のとおり、384kHz/32ビット対応でDSDは11.2MHz(DSD256)ネイティブ再生まで対応しています。音は、背景のノイズが極めて低く鮮度が高い音です。 ES9018K2Mはチップそのものの価格も高く、このチップを使ったDACが実質3万円以下(\28,600)で手に入るとは驚きです。ノートパソコンと組み合わせても10万円以下で構築することができて、軽く50万円クラスのCDプレーヤーの音を凌駕しますし、電源やUSBコードを工夫すれば更なる音質UPが期待できます。 (平野会員提供) |
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AL-38432DSと組み合わせて使用したレノボのパソコン ソフトはFoobar2000 |
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黒田会員の新作アンプ(50シングルモノラルアンプ)を使って、エナジー製のチョークコイル.(7H 130mA)の音質チェック。 |
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50シングルアンプ (37-B5002-45-B5003-50) 全段トランス結合 整流管は81×2 |
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使用した、エナジーのチョークコイル 7H 130m ( 針貝会員提供) 一聴、すぐに分る効果が有りました。 音に艶が乗ります。 |
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ロシアンクラングフィルムスピーカーに追加したシーメンストゥイーター、ローカット用のコンデンサーを調整中 |
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取り換えたエナジー製 15:15のマッチングトランス |
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追加したシーメンスのトゥイーターに負担がかかっている感じでしたのでクロス周波数を1500Hzから6500Hzへ上げました。 9月の『歌謡曲特集』で聴いて頂く予定です。 |
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BOGEN-PRESTO(LENCO)のプレーヤー(スイス製) (宇戸会員提供) |
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銘板 スイス製 |
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カートリッジはシュアーのモノラル用 |
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機能的なデザインが素晴らしい。 |
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ウエスタン・エレクトリックのトランスを使用したライン/MCトランス |
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当日、コンサートでかけたLP(アート・ペッパー モダンアート) |
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当日、コンサートでかけたLP(MJQ ジャンゴ) |
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当日、コンサートでかけたLP(ペギー・リー ブラック・コーヒー) |
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当日、コンサートでかけたLP(スウェーデンの女優・歌手 モニカ・ゼタールンド ) |
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当日、コンサートでかけたLP(チャーリー・パーカー・オン・ダイヤル) |
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当日、コンサートでかけたLP(オスカー・ピーターソン プリーズ・リクエスト ) レコードコンサートへのリクエストは問い合わせのページからどうぞ |
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ご清聴、ありがとうございました。 |
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第5回旧去川小学校レコードコンサート『フォークソング特集』2016.05.29
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2016年5月29日(日曜日)宮崎市高岡町の旧去川小学校(去川こども村)でレコードコンサートを実施しました。ここでのレコードコンサートも5回目となります。今回は『フォークソング特集』として、ピーター・ポール&マリー、ブラザース・フォア、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズなどのアメリカン・フォークおよび、岡林信康、高石ともやなどの日本の黎明期のフォークを聴いて頂きました。使用アンプはプリアンプが、砂崎会員製作のマランツタイプ、メインアンプは安楽会員製作のPP5/400シングルモノラルアンプ×2でした。アメリカのWE300Bに対するヨーロッパのPX25、このPX25系真空管の中でも一番音が良いと言われているのがPP5/400です。PP5/400はイギリスのEdiswan Mazdaが1920年から1930年ころに製造したオーディオ用の直熱三極管です。規格がPX25とほぼ同じでそのまま差し替えができます。今回使用したアンプはトランス結合としてありますが、ルンダール社製のトランスの性能とも相まって中高域の抜けが良い爽やかな音が聴けました。そのせいか、却ってスピーカー、特にトゥイーターの荒さが気になりました。
また、今回はウェルフロートボード(WELLFLOAT)も使用してその効果を確認しました。
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当日のコンサート内容(プログラム)はココをご覧ください。
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旧去川小学校でレコードコンサートを実施するときは決まって雨です。雨男が居るのか、それとも日程の設定が悪いのか。 |
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駐車場(運動場)はごらんのとおり。 |
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雨の中、機器を運び込んでレコードコンサートの準備です。 |
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機器の準備中 |
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機器配置は良いかな? |
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プレーヤーはTEACのマグネフロートタイププレーヤーにグレースのアームを付けたもの。 |
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プリアンプはマランツタイプのイコライザーを採用した自作品 発振し易く、製作が困難なマランツタイプイコライザーですが、安定していて、ハムも全くありません。砂崎会員製作 |
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イギリス製の真空管PP5/400を使ったシングルアンプ (モノラル×2台) 安楽会員製作 |
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PP5/400を上から見たところ [MAZDA]のロゴがクッキリ。 |
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巨大なアルニコ磁石を背負ったロシアンクラングフィルムスピーカー |
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シーメンスのトゥイーター。クロス周波数が低すぎるようです。要調整 |
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エナジーの1:1トランス ㈱エナジー 石山和男氏の手巻きトランスです。希少品 |
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今回のコンサートでWELLFLOATの効果確認を実施しました。 |
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写りが悪くてすみません。 ロゴマーク |
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アナログプレーヤーの下にWELLFLOATを設置 |
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スピーカーの下にも設置しました。 |
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スピーカーの四隅に設置。 |
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森山良子のファーストアルバムNo,1『この広い野原いっぱい』1967年2月リリース |
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こちらも、ロバータ・フラックのファーストアルバム『ファースト・テイク』1969年 |
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Cafeで美味しいコーヒーを。 |
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今日の音はどうかな??設置が終わって試聴中。 |
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ブラザーズ・フォア シアトル出身 |
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ジョーン・バエズ ニューヨーク州スタテン島出身 |
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ボブ・ディラン |
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ピーター・ポール&マリー |
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最後にかけた なぎらけんいちの「悲惨な戦い」 『放送禁止歌』ですから聞いた人も少ないでしょう。 |
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雨の中、また、遠い所まで足を運んで頂きましてありがとうございました。 |
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レコードコンサートが終わって記念撮影。 |
【宮崎真空管アンプ愛好会】では、随時会員募集中です。 |
問い合わせのページからご連絡頂くか、または会場で会員に声をかけてください。 |
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宮崎国際ジャズデイ2016協賛 レコードコンサート
『ジャズ・トランペット特集』の準備(2016.3.21)
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2016年3月21日、宮崎国際ジャズデイ2016のプレイベントとして、宮崎市立図書館2階AVホールでレコードコンサート「ジャズ・トランペット特集」を実施しました。午後のレコードコンサートに備えて使用機器の試聴・調整を実施。集まった真空管アンプは3組、WE300Bシングルステレオアンプ、KT88プシュプルモノラルアンプ×2、6B4Gプシュプルモノラルアンプ×2です。本番のレコードコンサートではWE300Bシングルステレオアンプを使用しました。また、今回はKORG MR2000Sを使用してデジタル音源、ハイレゾ音源の試聴も行いました。 |
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KORG 1bit studio recorder MR-2000S 詳細はココ
電源部を外付けのアナログ電源にするほか、内部も高音質化の改良がされています。(山本会員) |
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PCMハイレゾ音源やDSD音源、更にCDからリッピングした音源を試聴しました。背景が静かで解像度の高い音です。エッジが丸くならずクッキリとした音が楽しめます。低音もLPレコードでは再生することができない重くて芯のある低音でした。 |
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エルサウンドのパッシブプリ リモコン機能付き |
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WE300B シングルアンプ (安楽会員) |
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WE396A CRイコライザーを使ったプリアンプと外付けチョークコイル。(安楽会員) |
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プリアンプの外付けチョークコイル ウエスタン・エレクトリック製。このコイルで音が激変します。 |
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事前の試聴に使用したマイルス・デイヴィスの『FOUR&MORE』。トニー・ウイリアムスのドラムを聴く、男のJAZZ。 |
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同じく、試聴に使った ハリー・"スイーツ"・エジソンの『PATENTED BY EDISON』 発明王エジソンにひっかけたダジャレタイトル。甘美なミュートプレイや個性的な節回しで定評のある名手です。「ルーレット盤」 |
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KT88 プシュプルモノラルアンプ 平滑用コンデンサを東一のフィルムタイプに変更してあります(砂崎会員) |
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KT88 プシュプルモノラルアンプ 別角度から(砂崎会員) |
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6G4Bプシュプルアンプ(片チャンネル分)。 6B4Gは直熱3極管で有名な2A3と同等の特性の真空管ですが、ヒーターを6.3VにしベースをUSオクタルベースにしたものです。ヒーターが6.3Vですから使い易くまた、2A3よりも比較的安価に入手できます。(黒田会員) |
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ハワード・マギーの10インチ盤 BLUENOTE |
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事前の試聴に使用したCD ドミニク・ファリナッチのBesameMucho バラードに定評があります。 |
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これも事前の試聴に使用したスタン・ゲッツのpeople time。 彼が亡くなる3ケ月前に病(ガン)の苦しみをこらえて演奏した作品。 |
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事前の試聴に使用したクリフォード・ブラウンの6枚組CD。彼の主要LP13枚分の音源が入ってます。価格はアッと驚く 2161円。 随分安くなりました。 |
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ドン・チェリー Symphony for Improvisers (即興演奏家のためのシンフォニー) |
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レコードコンサートに使用したWE300Bシングルアンプ |
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テッド・カーソン Plenty of Horn (プレンティ・オブ・ホーン) |
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レコードコンサートの最後にかけたリー・モーガンの「I Remenber Clifford」。 リー・モーガンが18才でデビューする前、1956年6月26日クリフォード・ブラウンは自動車事故でこの世を去りました。この早過ぎる死を悼んで友人のベニー・ゴルソンが書いた曲。この「I
Remenber Clifford」の極め付けの名演奏がこれだと言われています。 |
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準備完了。お客様を待つばかり。 |
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市立図書館レコードコンサート
『JAZZ入門』の準備 2016.2.11(建国記念の日)
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2016年2月11日の市立図書館レコードコンサートの準備のためにアンプの試聴等を実施しました。 実施したのは
①トライオード社のキットVP-300BDの試聴
②モノラルカートリッジフェーズメーションPP-Monoの試聴
③去川小学校で使用しているロシアンクラングフィルムスピーカーの試聴 ジャズやクラシックの再生能力。
④エナジー製マッチングトランスの挿入効果確認
でした。
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フェーズメーションのモノラルカートリッジ 『PP-Mono』 今回のコンサートで使用するLPの半数がモノラルレコードのため、モノラル用カートリッジを用意しました。(針貝会員提供)。 詳細はココ |
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ステレオ用カートリッジでモノラルレコードを再生することは出来ますが、やはり、モノラルレコードにはモノラルカートリッジを使用したほうが、よりアナログライクな"奥深い""太い"音が楽しめます。 |
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プレーヤーはガラードの401にオルトフォンのアーム |
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プリアンプはマランツタイプイコライザーを使ったSRPP出力の自作品 (砂崎会員製作) |
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トライオード社のキットVP-300BD 会社名がトライオード(三極管)ですから、よほど三極管に思い入れがあるのでしょう。シングルアンプでありながら出力が20Wありますので、フルバンドのジャズやクラシックも余裕をもって再生できます。 |
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プリアンプとメインアンプの間に 15K:600のファインメットトランス更に、600:600のエナジー製のマッチングトランスを入れました |
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エナジー製のマッチングトランスは麻薬的。ある人曰く「一晩置いたカレーの味」になるとか。 |
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プリアンプとMCトランス |
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事前の試聴に使ったLP デューク・ジョーダン『 危険な関係』 |
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これも事前の試聴に使用 アルベニスのスペイン組曲 ラローチャ |
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ロシアンクラングフィルムスピーカー用の8Ω:8Ωのマッチングトランス |
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午後のコンサートではアルテックA7を使用しました。 |
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レコードコンサートで使用したLP。 歴史的な名盤です |
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♫ You'd be so nice to come home to ... ♫ ジャケットからJAZZが聴こえてきそう。これも 歴史的な名盤です |
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レコードコンサートで使用したLP。 これも超有名盤。当時2歳のビル・エヴァンスの姪、デビィに捧げられたもの。 ココ |
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周囲にもお客様がいっぱい。大盛況でした。 |
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市立図書館で貸し出し可能なJAZZ、オーディオ関連の書籍。 展示した以外にも関連書籍がたくさん揃っています。もちろん真空管アンプ製作関連の書籍もありますのでどんどんご利用下さい。 |
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最年少のお客様。大きな音で再生しているJAZZを子守歌にして、スヤスヤ。おかげ様でお客様の平均年齢がグーンと下がりました。 |
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第4回去川こども村レコードコンサート 2015.11.22
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11月22日、第4回目の旧去川小学校レコードコンサートを実施しました。どうゆう訳か、毎回雨にたたられていて今回も雨模様でしたが、小降りのため機器の搬入・出には支障ありませんでした。今回は『大イチョウまつり』、『REアートフェスタ』と同時開催となった為、椅子の配置もCafe形式として、リラックスして楽しんで頂くことにしました。また、新しく当会が導入した<ロシアクラングフィルム>製のスピーカーを使用しました。 |
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おなじみとなった旧去川小学校 校門 |
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今回も雨模様です |
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看板を手作り中。 |
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Cafeもオープンしています。 |
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機器の準備中。 |
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三菱2S-305のエンクロージャーを利用してリメイクしたスピーカー。
ロシア製(KINAP)のユニットを取り付け、高域を補強するためにシーメンス製
のトゥイーターを追加して2WAYとしました。
サランネットも張り替えてすっきりとした印象になりました。 |
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後面開放としていますが、いろいろと調整中。 |
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ロシア製ユニット。 磁石は強力なアルニコタイプ。
ドイツ製とは違って無骨な外観。 |
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リード線の留め方(補強)などKlangfilmらしさが伺えます。 |
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12インチ(実際は13インチほどあります)
KINAP 4A-32 Fullrenge Alnico speaker Russian Klangfilm LOMO |
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約1500HzからTWを追加。 Siemens Klangfilm 6 Ruf Isp 28a 約4インチ
このトゥイーターは見かけによらずなかなかのすぐれ物です。
左のトランスはエナジー製のマッチングトランス。 |
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LUXのプレーヤー |
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TEACのプレーヤー |
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山口会員製作のヘッドアンプとプリアンプ |
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こちらも山口会員製作のEL34プシュプルアンプ |
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演奏したレコードの一部 |
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Cafeもオープン。 |
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去川こども村 特製カレー |
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演奏したレコードの一部 |
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楽しんで頂けたましたでしょうか |
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市立図書館レコードコンサート
『昭和の歌謡曲』の準備 2015.09.21(敬老の日)
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CV5112ドライブの2A3シングルステレオアンプ 安楽会員製作 |
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初段管を差し替えて音の変化が楽しめます(内側のソケット) |
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50シングルモノラルアンプ 初段管は27 黒田会員製作 |
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50シングルモノラルアンプ 別の方向から |
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いつものガラードプレーヤー |
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ティアックのプレーヤー |
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スピーカーはALTEC A7 |
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A7のエンクロージャー内にはちょっとした仕掛けが。 不要な低音吸収用のビール瓶と逆起電力吸収用のエナジー製8Ω:8Ωのマッチングトランス。 針貝会員提供 |
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電源のアイソレーショントランス |
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ただいま演奏中 |
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演奏したLPの一部 |
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演奏したLPの一部 |
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演奏したLPの一部 |
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椅子が足りなくなるほどの大盛況でした。 |
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市立図書館レコードコンサート
『五輪真弓の世界』の準備 2015.07.20
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2015年7月20日の市立図書館レコードコンサートの準備のためにアンプの試聴等を実施しました。 実施したのは
①メインアンプ3種の試聴
②モノラルカートリッジ2種の試聴
③電源100V用アイソレーショントランスの挿入効果確認です。
①では12E1シングルアンプ(山口会員製作)、45シングルアンプ(安楽会員製作)、6L6プシュプルアンプ(才田会員製作)と3種の試聴を行いました。まず、12E1シングルアンプ。12E1は英国STCのビーム管で3結にすると300Bと同等の特性を表します。ハモンド製の出力トランスの効果もあり、繊細で美しい響きの音で安心して聴いていられます。次は45シングルアンプ。前段は希少なSTCのCV5112と差し替えが出来るように改造してあります。このCV5112は音が良いことで有名ですが、残念なことに市場からすっかり姿を消してしまいました。ヤフオクに出品されることもほとんど有りません。2ワット足らずのこのアンプがアルテックのA7を朗々と鳴らしていました。深みのあるしっとりした音はヴォーカルや弦楽四重奏などに最適です。最後に6L6プシュプルアンプ。銘出力管6L6は現在もギターアンプなどで活躍している現役の真空管です。はじめはRCAからメタル管として出されましたがその後改良されてガラス管の6L6GB、6L6GCとなりました。丈夫で使い易く、高出力しかも安価と言うことでメーカー製のアンプに盛んに使われました。故上杉佳郎さんがMcIntoshのMC275よりも好きだと言ってたMC240や有名な山水のAU-111も6L6プシュプルです。今回試聴したアンプは初段を5極管EF804Sとして利得を稼ぎ、6CG7/6FQ7パラ接続でPK分割とする、いわゆるアルテック回路です。比較した他の2台がシングルアンプでもあり、本機は6L6特有のしなやかさに加えて力強く、エネルギッシュな感じでした。
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12E1シングルアンプ(山口会員製作) |
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12E1シングルアンプ |
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45(245)シングルアンプ(安楽会員製作) |
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45シングルアンプの初段管 STCのCV5112 |
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6L6プシュプルアンプ(才田会員製作) |
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6L6プシュプルアンプ 6L6はSOVTEK製 |
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②では、DENON DL-102とオーディオテクニカAT33MONOの二種類のモノラルカートリッジの試聴を行いました。DL-102はNHK
御用達のモノラルカートリッジでモノラルレコードの再生やステレオレコードをモノラルで放送するときに使われていたもので1960年から50年以上の実績を持つカートリッジです。モノラルレコードはモノラルカートリッジで聴くべきだと言われますがその言葉が納得できる鳴り方です。安定感があります。出力が大きいのでそのままMM入力で聴くことができますが、やはりMCトランスを使うべきでしょう。AT33MONOはDL102に比べるとキラキラしたブリリアントな音です。50年代のジャズなどは、それが良い方に作用します。今回はパートリッジのMCトランスを使用しました。 |
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2種類のモノラルカートリッジ |
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DENON DL-102 |
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オーディオテクニカ AT33MONO |
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パートリッジMCトランスとAT33MONO |
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パートリッジMCトランス |
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モノラル用のトーンアームはFR-64を使いました |
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③エナジー製のアイソレーショントランスを使用して、その挿入効果の確認を行いました。確認のためにテーブルタップを新調しアイソレーショントランスの有り・無しを簡単に差し替えできるようにしました。比較試聴の結果は明らかにアイソレーショントランスを入れた方が良く、ピアノの高音部など余韻が綺麗になります。また、長時間聴いても聴き疲れしなくなるという意見も有りました。容量が600VAしか有りませんので何でもという訳にはいきませんが今後のコンサートではアイソレーショントランスをいれたものを標準としていきます。 |
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アイソレーショントランスをセットしたテーブルタップ |
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ステレオ用のトーンアームはオルトフォン |
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使用したプリアンプ NFタイプイコライザー(山口会員製作) |
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使用したヘッドアンプ (山口会員製作) |
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試聴レコード モノラル(坂東会員提供) |
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試聴レコード モノラル(坂東会員提供) |
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試聴レコード ステレオ(山口会員提供) |
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コンサートで使ったレコードなど |
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準備・調整中 |
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レコードコンサート本番。 たくさんのお客様においで頂きました |
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第3回去川こども村レコードコンサート 2015.07.05
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戦後の昭和を代表する二人の作詞家が相次いで亡くなりました。『あざみの歌』、『川は流れる』で知られる<横井 弘>さん(6月19日没 88歳)、と『星は何でも知っている』、『霧の摩周湖』などを作詞した<水島 哲>さん(6月27日没 86歳)です。
今回の旧去川小学校レコードコンサートのテーマは『昭和の歌謡曲』で当初、別の曲を予定していましたが、お二人の作品(下記)を中心にしたプログラムに差し替えて聴いて頂きました。
横井弘さん作詞の伊藤久男『あざみの歌』、三橋美智也『哀愁列車』、春日八郎『山の吊橋』、中宗根美紀『川は流れる』、倍賞千恵子『下町の太陽』、
水島哲さん作詞の布施明『おもいで』、『霧の摩周湖』、西郷輝彦『君だけを』、『チャペルに続く白い道』。
使用機器はスピーカーが三菱2S-305の低音部+ディナウーディオESOTAR-T330D(高音)として低音用に211シングルアンプ(安楽会員製作)、高音用に50シングルアンプ(黒田会員製作)と贅沢なバイアンプ方式としました。クロス周波数は約1500Hz。プリアンプはマランツタイプイコライザーを使った砂崎会員製作のもの。
また、プレーヤーはラックスターンテーブル+スタックスアーム+カートリッジ シュアーV15(坂東会員)と真空管アンプ愛好会へ寄贈して頂いたティアックTN-202ターンテーブル+グレーストーンアーム+DL-103としました。
梅雨の真っ只中の開催にもかかわらず50名ほどのお客様においで頂き、用意した椅子が足りなくなる程の盛況ぶりでした。
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雨に洗われた緑が綺麗です。 |
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校庭はぬかるんでいました。 |
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機器の準備中 |
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あれ、音がおかしいゾ |
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ラックスのプレーヤー |
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ティアックのプレーヤー |
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奥が211シングル、手前が50シングル バイアンプ用のコンデンサ |
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事前準備で試聴した 石川さゆり |
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211シングルアンプ |
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ネットワーク部(コンデンサ) |
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準備完了しました。 |
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50シングルアンプ |
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これも事前チェックで使用した テレサ・テン |
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6月19日に亡くなった作詞家<横井 弘>さんを偲んで『あざみの歌』 |
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たくさんのお客様においで頂きました。 |
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第2回去川こども村レコードコンサート 2015.02.22
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2月22日、朝からあいにくの雨が降る中、旧去川小学校『去川こども村』で昨年9月に引き続き、第2回目のレコードコンサートを実施しました。今回はお客様から要望が多かった『懐かしの映画音楽』特集として、『ブーぺの恋人』『鉄道員』『太陽がいっぱい』等イタリア映画、フランス映画のサウンドトラック盤を中心に聴いていただきました。会場で取らせていただいたアンケートを基に今後、定期的な実施を検討していきます。
また、当日はUMK テレビ宮崎 U-dokiの取材がありました。
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今回も会員手作りの看板を設置 雨で流れないようにビニールカバーをかけてあります。 |
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旧宮崎市立去川小学校の正門 |
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あいにくの雨です。機器の搬入が大変でした。 |
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コンサートの準備中 |
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アナログプレーヤーはラックスのターンテーブルにアームがSTAXのUA-7。 |
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カートリッジはオルトフォンのMC20を使用 |
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プリアンプは砂崎会員製作のNFタイプイコライザーを使用 |
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メインアンプは河津会員製作のPX25シングル 出力は約6ワット |
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スピーカーは前回と同じ2S-305 今回はバイワイヤリングとしました。 |
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事前の調整用にパソコン、ハイレゾも利用。 |
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準備完了。 |
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レコードコンサート開始。 |
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雨にもかかわらず約40名のお客様にお越し頂きました。 |
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UMK テレビ宮崎から取材が有りました |
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UMK U-doki 3月21日放送予定 LPは『ブーぺの恋人』 |
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UMKスタッフの皆さんも熱心に聴いておられました。 |
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市立図書館レコードコンサート
『日本のジャズ』特集の準備 2015.02.11
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2月11日のレコードコンサート、『日本のジャズ』特集の準備。今回は前回に引き続き安楽会員製作の、VT-4C/211シングルアンプ、それに河津会員の新作PX25/300Bコンパチブルシングルモノラルアンプと2台のアンプで試聴しました。
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VT-4C/211シングルアンプ LPは戸谷重子の『FineAnd Mellow』 TBMレコード |
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PX25/300Bコンパチブルシングルアンプ。この日はオスラムのPX25を挿しました。出力トランスはイタリアバルトリッチのMODEL10 初段真空管は今では珍しくなったSTCのCV5112、整流管も欧州管CV1264です。 |
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LPは美空ひばりの『ひばりとシャープ』 |
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VT-4C/211シングルアンプの電源接続部 |
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送り出しのカートリッジ、アーム、モーターはいつもと同じものを使いました。 |
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MCトランスはパートリッジ7834のケーシングをやり直してシールドを完璧にしたものを使用。 |
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LPは丁度1年前、2014.02.10に76歳で亡くなった人間国宝、山本邦山(尺八)の『銀界』 |
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PX25/300Bコンパチブルシングルアンプの裏面 |
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山口会員製作のプリアンプ |
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再生装置の全体写真 |
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市立図書館レコードコンサート永遠の名曲『枯葉』特集の準備 2014.11.24
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11月24日のレコードコンサート、『枯葉』特集の準備。今回は大物、VT-4C/211シングルアンプ、新会員製作の2A3シングルアンプが2台、更に6V6メタル管プシュプルアンプと合計4台のアンプが集まりました。
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VT-4C/211シングルアンプ。電源部とアンプ部の2台のシャーシーに分けてあります。電源の整流は水銀整流管866、アンプ部はC3g~6V6GT~VT-4C/211GE 出力トランスはルンダ―ル(スウェーデン製)LL-1691。 プレートには1000ボルト以上懸っています。周囲を暗くすると水銀整流管の青白い光と出力管のトリウムタングステンヒーターの光がきれいです。 |
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今回試聴した4台のアンプ |
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VT-4C/211シングルアンプ(安楽会員製作)。芯が太く、クリアーでパワー感があり中音域が充実した音でした。 |
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懐かしい真空管6ZDH3AのSRPPでドライブした2A3シングルアンプです。元回路は森川忠勇さん設計のもので中域が柔らかく、高域もたいへん澄んだ音で、楽しめる音質でした。(才田会員製作) |
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アマチュア無線で使用していたシャーシーを再利用して作った2A3シングルアンプ、トランス類は全てノグチトランスを使用。シンプルな回路でクセの無い素直な音が魅力的でした。(枦元会員製作) |
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6L6プシュプルアンプ(黒田会員製作)メタル管にこだわって整流もメタル管の5T4を使用。使用してあるすべての真空管がメタル管です。 |
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プリアンプは砂崎会員製作のもの。NFタイプのマランツ型イコライザーです。ミュート時にヘッドホンで再生音を確認できるので今回のようなレコードの途中に針を落とす際に便利です。 |
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送り出しのプレーヤーはいつもと同じ。 |
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午前中の準備(試聴)の様子。4台のアンプを順次接続変更して試聴しました。午後のコンサートではVT-4C/211シングルアンプと6ZDH3Aドライブの2A3シングルアンプを使用しました。
午後のコンサートには約50名のお客様においで頂きました。 |
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旧去川小学校(去川こども村)レコードコンサート 2014.09.2
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2009年3月に廃校になった宮崎市立去川小学校の校舎を利用してレコードコンサート『オールディーズ特集』を実施しました。旧去川小学校は、(有)サン・グロウ様が管理を宮崎市から委託されて、アートフェスタをはじめ数々のイベントを企画・運営されています。
今回はもと図書室だったところで現在はCafeとして利用されている部屋を使用しました。
スピーカーは三菱2S-305(市立図書館で使用のものとは別物)およびシーメンス14gを後面開放BOXにいれたもの。また、アンプはプリ・メインアンプ共に山口会員製作のもの、アナログプレーヤーはラックスのターンテーブルにアームがSTAXのUA-7、カートリッジはDENONのDL-103を使用しました。
会場が遠いのでお客様がこられるか心配していましたが約40名のお客様にご来場頂きました。お客様は、最後まで熱心に聴いておられました。また、MRTテレビ、朝日新聞の取材もありました。
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案内の看板も手作りで設置しました。 |
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去川小学校 正門 |
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閉校記念碑 2009年3月 |
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去川こども村 |
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三菱2S-305は設置方法が悪かったのか、その能力を十分発揮出来ていませんでした。設置台が良くなかったのかもしれません。低域が伸びずに、そのため高域がヒステリックな感じでした。短時間で設置・調整しなければならないのが辛いところです。鳴らすのが難しいスピーカーだと再認識しました。 |
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シーメンス14g後面開放箱の音が好評でした。 |
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KT88プッシュプルモノラルアンプ |
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コンサート開始前 |
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約40名のお客様においで頂きました。 |
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市立図書館レコードコンサート
『戦前・戦後の歌謡曲』2014.09.15
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9月15日のレコードコンサート、『戦前・戦後の歌謡曲』の準備。いつもはアルテックA7をメインに使用していますが、歌謡曲ならば日本製ということで、日本が生んだ名機、三菱2S-305を使用しました。これはさる喫茶店からご寄贈頂いたものですが、永年の使用により高音部が故障して雑音が発生しておりました。このため、下図のように2S-305のツィーターはカットして、別途用意したツィーターとでバイアンプ方式で聴いて頂きました。
追加したツィーターはDynaudio社(デンマーク)のESOTAR T-330Dで ソナスファベール(イタリア)のエレクタ アマトール等に使用され、評価が高いものです。
バイアンプ方式により、低音部と高音部の能率(レベル)の違いも吸収でき、好結果を得たと思いますが、如何でしたか。
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追加したツィータ Dynaudio ESOTAR T-330D
手作りのケース(電気配線用BOX)に入れてます |
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2S-305の内部 低音部のみ使用 |
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2S-305オリジナルのネットワーク(ローカットフィルター)
今回、これは使いません。 |
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アルテックA7と聴き比べ |
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準備OK お客様を待つばかり。 |
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折角のラウンドバッフル 周りには何も置かないようにします。 |
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市立図書館レコードコンサート
『レコードの魅力』 2014.7.21
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7月21日、市立図書館レコードコンサートとしては初めての試みとしてSPレコードを鑑賞しました。会員所有の蓄音機を会場に持ち込み、クラシックから歌謡曲まで6曲ほど聴きました。会場が広いので音量が足りないのではと心配していましたが杞憂に終わりました。お客様からは「まるで目の前で演奏しているみた.い・・・」「音が良くてびっくりした」などの声が聞かれました。
今回は音量などを確認するための試みとして実施しましたが、ご希望が多いので、今後機会を作ってSPレコードの鑑賞も実施していきたいと思います。
会場にお越し頂いたお客様のブログにとりあげて頂きましたので紹介します。l
ラジオクロネコのブログ
SPレコードの鑑賞に先立ち、通常どおりLPレコードの鑑賞も行いました。今回は会員手作りのアンプ3台を会場に持ち込み事前に準備・調整をしました。コンサートでは安楽会員製作の『WE300Bシングルアンプ』を使用しました。 |
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蓄音機はイギリスHMV130 (1930年ごろの製品) |
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WE300Bシングルアンプ 木製の台の中に入っているトランス状のものは、初段管のプレートチョークです。〔製作:安楽〕 |
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KT88プッシュプルアンプ 低音から高音まで過不足なくきちんと音が出ていました。まさにHiFiアンプという感じ 〔製作:山内〕 |
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5516プシュプルアンプ 珍しい直熱5極送信管5516を使用したアンプです。 直熱送信管特有の爽やかな高音が印象的でした。〔製作:山口〕 |
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SPレコード HMV(HIS MASTERS VOICE)のマークが鮮やか。 HMVについては 〔HMV ニッパー君〕を見てください。 |
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プリアンプは砂崎会員製作のNFタイプ(マランツ型)に、スピーカーはいつものアルテックA7、LPプレイヤーはガラード401 トーンアームはオルトフォンRMG-309、カートリッジはフェーズテックP-1G、MCステップアップトランスはFRのXF-1を使用しました。
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市立図書館レコードコンサート
「最近の歌姫たち 第2集」の準備 2014.5.6
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5月6日、市立図書館レコードコンサート「最近の歌姫たち-第2集」の準備のためにコンサートで使用予定のスピーカー調整をおこないました。スピーカは通常、アルテックA7をメインにしていますが今回はヴォーカルということでヴォーカルに適したスピーカーを選定しました。ドイツ、シーメンス14gおよびグルンディッヒ8.5インチ、さらにおなじみの三菱P-610DAをそれぞれ会員が持ち込んで使用しました。
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アルテック、シーメンス、グルンディッヒ、ダイヤトーン4種のスピーカー揃い踏み。 |
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出来るだけ高さを揃えました。 |
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平面バッフル、後面開放、バスレフしそれぞれタイプが違います。 |
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グルンデッヒ8.5インチ平面バッフル〔製作:河津〕 バッフルはハンズマンで購入した900×600のパイン集成材、響きが良くないのでWharfedaleのSFBに倣って、板を太鼓状に張り合わせて間に砂を充填しています。〔自宅で撮影〕 |
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グルンディッヒのユニット裏面。大きなNT4マグネットが使用してあります。20CmクラスのスピーカーにNT4という強力なマグネットを使用した例は少なく下記のシーメンス14Gくらいしかありません。 |
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グルンディッヒのユニット、NT4マグネット |
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シーメンス14g 後面開放箱〔製作:安楽〕ドイツ古典フルレンジの傑作、昨年のコンサートで使用したシーメンスの15mとともにアルニコマグネットタイプでは最高のユニットです。ウエスタンエレクトリック指定8インチ標準箱〔後面開放〕に入れてあります。材料は響きの良い米松合板を使用。フェルトなどで浮かせて箱を鳴らすタイプ。 |
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シーメンス14gの裏面。VACマグネットが使用されています。シーメンスの自信作でいろいろなタイプのマグネットを使用したヴァリエーションがあります。 |
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VACマグネット。VACマグネットの詳細はココをご覧ください。 |
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説明の必要が無いほど有名な日本の名機、三菱ダイヤトーン610の再生産品P-610DA。バスレフタイプのメーカー指定箱に入れてあります。〔製作:黒田〕癖のない音が魅力です。 |
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スピーカー裏面の様子。 |
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アナログプレーヤーはいつもと同じ。 |
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コントロールアンプ〔製作:砂崎〕 |
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パワーアンプはヴォーカルに最適な2A3シングルを使用しました。〔製作:安楽〕 |
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スピーカー4種を切替えるための切り替えボックス〔製作:砂崎〕切り替えと同時にスピーカ側のLEDランプが点灯します。スピーカーのインピーダンス切り替え機能も付いてます。 |
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CDリッピング、ハイレゾ用に使用したレノボのパソコン。プレーヤーソフトはfoobar2000を使いました。 |
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ESSテクノロジー社のES9018DACモジュールを使用したDAC〔製作:河津〕エレクトロアートのUDA基板を使ってUSB入力可能としています。上に乗っているのはQLS社のQA-550(中国製のSDカードプレーヤー)で、単1電池6本で9Vを電源にしています。) |
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DACの表示部。 DDCとDACの間はI2Sで接続しています。また、このDACは内部でPCM→DSD変換を行ってからアナログに変換します。 |
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エナジーの1:1トランス。DAC出力の平衡~不平衡変換をすると同時にデジタル系、アナログ系のアースを分離しています。広帯域のトランスでフィルターとしての作用はありません。 |
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釣りは鮒釣りにはじまり、鮒釣りに終わると言われます。オーディオではスピーカーはフルレンジに始まりフルレンジに終わると言われていますが、3種のフルレンジスピーカーを聴いて頂いて如何だったでしょうか、今回お客様に聴いて頂いたスピーカーは本来、移動用だったり、ラジオ用、電蓄用のスピーカーであり、大きな容積の部屋で鳴らすのには適していません。そのためボリュームを上げると分割振動に伴うひずみが顕著になり、破綻したところもありましたがドイツスピーカーの特徴や、バッフル・箱の形式の違いなどは十分感じ取って頂けたと思います。 |
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市立図書館レコードコンサート準備のための試聴会 2014.2.11
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2月11日の市立図書館レコードコンサート「ブルース特集」で使用するアンプを選定し、演奏準備のためにアンプ等の試聴を実施しました。使用SPはALTEC A-7
、プレーヤーは ガラード401、オルトフォンRMG-309、フェーズテックP-1GにパートリッジのMCトランスを使用しました。午後のコンサートではWE-421プシュプルステレオアンプ(AM作)を使用しました。 |
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試聴した3台のアンプ |
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12E1シングルステレオアンプ(YS作) |
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6V6プシュプルモノラルアンプ(KM作) |
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WE421Aプシュプルステレオアンプ(AM作) |
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プレーヤー |
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NFタイププリアンプ(YS作) |
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真空管アンプ調整・ヒヤリング会 2013.5.25
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宮崎市中央公民館(音楽室)にて会員製作のアンプを持ち寄り調整・ヒヤリング会を実施しました。 |
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No,2へジャンプ (2017年~) |